峰山高原煎茶珈琲のはなし☕
神河町の茶園「仙霊」と「神戸珈琲」が共同開発して生まれた「HYOGO KAMIKAWA峰山高原煎茶珈琲」。
その背景にある歴史やこだわりなどをお伝えいたします。
仙霊茶(せんれいちゃ)とは
もともと仙霊茶は、約300年前に神河の風土がお茶栽培に向いていることから、農家さんにお茶を作ってもらったのが始まりだと言われています。農家さんの家の裏庭で栽培されたお茶を収穫し、それを集めて選り分け、京都・天皇家ゆかりの宝鏡寺に納めました。そして宮様から「仙霊」の名を賜ったと言われています。
今の茶園は、実は約40年前に国の事業で作られたもの。20軒くらいの農家が生産組合を作り、無農薬で栽培し続けていましたが、2015年に高齢化や後継者不足で組合が解散。神河町の宝をなくしてはいけないと、地元住民や銀行、大学などが手を取り合い、300年続いた仙霊茶の歴史や美しい茶畑のある風景を「さらに300年先」へ伝えるために新規就労者を募集し、現在の担い手にバトンタッチされました。
そんな歴史を持つ仙霊茶を、神河町の特産品にしようと様々な商品開発が行われています。今回、当ホテルが関わらせていただいたのも、「訪れた方に神河町の良さを知っていただきたい、そして神河町を好きになってほしい」こんな思いからでした。
神戸珈琲は
コーヒーの味の決め手は、「生豆の品質」「焙煎技術」「鮮度」。神戸を拠点とする神戸珈琲は、香りと旨みとコクを追求し続けています。
今回使用した珈琲豆は、無形文化財の紀州備長炭を使用した炭火焙煎。焼きムラのないように均一に熱を加え、炭火独特の風味を持つコーヒーになります。一人でも多くのお客様にコーヒーの深い世界を知っていただきたいと、職人が手間暇をかけて焙煎しています。
仙霊茶×神戸珈琲で誕生した珈琲
そんな300年の歴史を持つ神河町の宝「仙霊茶」と、妥協を許さず本物の味を追求した紀州備長炭ハウスブレンドとが合わさって生まれたのが「HYOGO KAMIKAWA 峰山高原煎茶珈琲」です。
浸す時間によってお茶の風味とコーヒーの香りの変化を楽しむことができる、峰山高原限定販売のコーヒーです。
当ホテルの売店(1個170円、3個セット・5個セットもあります)か、インターネットでお買い求めいいただけます。
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是非、ご賞味くださいませ☕