【星空情報】2024年4～5月の星☆彡
2024年4月の星空情報です。
日が暮れて間もなくすると、西の空で木星が明るく輝きはじめます。その上には、明るい星が多い冬の星座がまだ残っています。木星と冬の星空は、今月が見納めとなります。
空の高い所には、春を代表する星座のしし座、その北側には北斗七星を含む星座のおおぐま座が見えています。北斗七星をたよりにすると、いつも真北で輝き方角を教えてくれる、北極星を見つけ出すことができます。日中暖かくなるこの時期ですが、夜は冷えるため、暖かい格好で天体観測をお楽しみください。
こと座流星群☆彡
今年のこと座流星群の極大は4月22日16時頃で夕方の時間帯となります。
満月が近いため、ほぼ一晩中月明りの影響が大きく条件はよくありませんが、
22日の夜遅く～23日の未明が一番のチャンスとなります。
＜4月カレンダー＞
4/2 下弦
4/9 新月
4/16 上弦
4/22 16時頃、4月こと座流星群が極大（見頃は22日深夜～23日未明。1時間に5個程度。月の条件は悪い）
4/24 満月
2024年5月の星空情報です。
日没後の数時間には、春の星座がよく見えています。
ひと際明るく輝く3つの一等星、しし座のレグルス、おとめ座のスピカ、うしかい座のアークトゥルスを結んだ春の大三角形や、柄杓の形をした北斗七星、春の大曲線など見つけやすい星座や星列がたくさんあります。
明け方の空では土星が見えています。5月4日と31日頃には土星に月が接近します。
5月4日は、明け方に東南東の低い空で接近の様子を見ることができます。
また、5月31日から6月1日にかけては、夜明け前の東南東から南東にかけての空に注目してみましょう。
みずがめ座η（エータ）流星群
5月5日や6日の夜明け前を中心に、みずがめ座η（エータ）流星群が見られます。
最も多く見えるのは5日と6日それぞれ3時台で、見える流星の数は、空の暗い場所で1時間あたり5個から10個程度と予想されています。
数は多くありませんが、連休の頃に出現しますので観察してみてはいかがでしょうか。
＜5月カレンダー＞
5/1 下弦
5/5 火星食（全国で昼間に起こる）
5/6 6時頃、みずがめ座η（エータ）流星群が極大（見頃は5～7日の未明。1時間に5～10個程度）
5/8 新月
5/15 上弦
5/23 満月
5/31 下弦
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